風景観察官、南総を奔走。

スノーモービルズの実に8年ぶりとなる新作は、メンバーの故郷「南房総」を感じる4曲の紀行歌集。
削ぎ落とされ、力強く深化を遂げたサウンドと挑戦的な詩、そして独特のメロディーは、思い出したかのように断続的に活動するこの二人組が、未だ進行形で音楽探求を続けていることの証明です。
今回もミックス&マスタリングには、稀代のポップマエストロ、佐藤清喜(microstar)が参加。その緻密なサウンドスケープによって、楽曲はさらに瑞々しく貴方の心象に広がります。
さぁ、どなたも支度がお済みでしたら、いざ旅路へ!

収益は全て、南房総復興支援に。

本楽曲および関連商品の収益は、メンバー折原が生まれ育った南房総市の、台風15号によって全壊した「屋台小屋」(祭の山車を格納する車庫)の再建費用、ならびに山車の修復費用支援金として、全額を寄付いたします。
台風15号から続く天災被害により、現在も南房総市は多くの方々からの様々な支援をいただいている状況ですが、官公庁の手の届かない部分でありながら、その地域に暮らす人々、さらには子供たちの未来にも意味を持つ支援方法をと考えました。
支援を目的としたリリースである事から、楽曲や関連商品の価格も、平均より高く設定しておりますが、ご理解・ご容赦いただくと共に、何卒ご協力のほど、お願い申し上げます。

2021年12月31日:屋台小屋完成のご報告

随分前に完成との連絡をいただいていたのですが、ご報告が遅くなり申し訳ありません。一時避難させていた山車は、修復が未着手ながら、現在は、この新しい屋台小屋に格納されています。台風被害の数ヶ月後から始まったコロナ禍によって、祭りそのものが開催見送りとなってはいますが、この屋台小屋は、やがて来る未来へ向けた大きな一歩であると感じます。当然、再建費用のほとんどは、地域有志の皆様によるものですが、音楽を通して、多くの方々にご支援いただきました事、改めてまして、深く御礼申し上げます。
故郷の祭りは、長く途絶えていたものを、父が若かった頃に仲間たちと一緒に復活させたのだと、聞いた事があります。器用だった父は、それをきっかけに山車の人形作りを覚え、今年亡くなるまで、秋には仕事の傍ら、ずっと人形作りを続けていました。今回の「冬の明け空」の寄付を聞きつけた父が、嬉しそうに電話をよこしたのも、今となっては忘れられない記憶です。
「冬の明け空」の南房総復興支援プロジェクトは、この屋台小屋完成を持って終了とさせていただきますが、私個人は、引き続き、故郷のために出来ることを続けて参ります。重ね重ね、ご協力ありがとうございました。

折原信明

2020年9月1日:収益寄付のご報告

これまでに皆様にご購入いただきました楽曲、およびTシャツ・パーカーの収益に、今後の楽曲収益見通しを加えた、計5万円を、南房総市宮下中組・屋台小屋再建委員長の岩波正弥さんにお渡しいたしましたのでご報告いたします。岩波さんからは、ご支援・ご協力いただいた皆様に、感謝のお言葉をいただきました。今年の秋祭りはコロナ禍により中止となりましたが、屋台小屋の再建、屋台の修繕費としてお役立ていただけるとの事です。
「冬の明け空 – EP」の収益は、ダウンロード可能期間終了まで、寄付を継続いたします。楽曲を気に入っていただけた方は、ご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

冬の明け空 – EP

¥1,000(税込)
  1. 01. 花に風
  2. 02. 風雷紀行
  3. 03. 十六夜
  4. 04. 冬の明け空

冬の明け空 – EP(24bit/48kHz)

¥1,000(税込)
「冬の明け空 – EP」のハイレゾ版(24bit/48kHz)を、ファイルダウンロード形式にてお求めいただけます。より良い音質をお求めの方はご検討ください。